エゾノリュウキンカ

実に昨年11月１日に投稿した「キス釣り」以来の投稿です。

今年は大雪に襲われて毎日雪片付けで疲れてしまいました。いい加減歳ですから疲れると椅子にもたれてテレビを見ながらいつの間にか居眠りしています。数時間寝ているときもあります。この頃はもう息を吸っているだけで疲れる感じがする。

いつからか春になると青森県の絶滅危惧種といわれる「エゾノリュウキンカ」を見るため、山に行っている。植物に詳しい人はざらにある種だという人もいるが、私はまだ雪が積もっている沢際に鮮やかな黄色い花を発見したときは感激してしまった。私はこの種が生えているところは二ヵ所しか知らない。

生えているところは道がないので少しやぶ漕ぎ必要だが４０分ぐらいで行けた。今日は別ルート、林道を歩いて行くことにした。ところが林道はもう消えていると期待していた雪がいっぱい、日光が当たるところは消えているがそれも全体の一割弱ほど、殆ど50㎝ぐらいは積もっている。雪は堅雪で長靴では少ししか沈まないがそれでも何だか疲れる。1時間半歩いてやっと着いた。この雪だとまだ咲いていないかと嫌な予感。でも到着して遠くに黄色が見えて一安心。近づいて見るとやっぱりまだ早かった。咲いていたのは見つけたそれだけだったのだ。その付近をよく見るとまだつぼみの株が一杯あった。