今から40年ほど前、普通の渓流竿に太い道糸、先っぽに毛ばりを結んで釣りをしたことがあった。まるっきり釣れなかったが水面を割って毛ばりに向かってくる魚が見えるのが面白かった。殆ど釣れなかったのですぐあきらめてしまった。今70過ぎてyoutubeの釣り動画を見ていたらテンカラ釣りが面白い、是非やってみたいと思った。人に聞くのは恐ろしいのでyoutubeを見て勉強した、道具は何もないので竿、道糸、毛ばりなどをネットで購入。竿はどうでももいいという人からメーカー品でなければだめと二つの意見があったが私のように不器用ならばメーカー品だなと高い竿を購入、道糸はテーパー、レベル、ストレートとりあえず全部用意、毛ばりはネットを見ていたらメルカリで安く買える記事を見つけたので早速調べたら、なるほど安い、注文して届いたのを見たらサービスなのか注文数より多く入っていたのでかなりお得。ようし道具は揃ったと竿を振ってみたら何と全然毛ばりが飛ばない、ふわふわと手前に落ちるだけである。それで竿について調べると先調子と軟調子があって初心者は軟調子がほうがよいという記事を見つけたのですでに先調子を購入していたが軟調子の竿も購入した。ネットで力まかせに竿を振っては飛ばすことができないことを学習。たぶんばかにされながら家に前で練習したら少しは飛ばせるようになった。それで先調子軟調子、両方の竿でどちらが飛ばせるか試してみたが殆ど変わらないのでガックリ。また3種の道糸もあまり変わりがない。
以下は5月から釣行の寂しい釣果である。
追良瀬川:5回釣行、内2回は餌釣りでアメマス5尾、ヤマメ1尾。内3回はテンカラ釣果0。
笹内川:2回釣行、ヤマメ1尾、ウグイ1尾。
岩木川水系大川:1回釣行、ウグイ3尾。
岩木川水系相馬川水系藍内川:1回釣行、0尾。
赤石川:1回釣行、イワナ2尾、ヤマメ1尾、両方とも小さすぎ15cm程度か。
6月6日、笹内川に釣行、数分おきに強風吹き荒れ毛ばりが水中から勝手に飛び出すほど。それでも我慢我慢で丁寧で毛ばりを打ち込む。ここには絶対いると思うベストポイントでも何の反応もない。あきらめようといい加減に毛ばりを打ち込んで竿を上げようとすると魚の反応、もう少し集中していれば釣れていたかもしれない。この後気になっていたポイントに打ち込み、まるで見えないので1,2,3と数えて竿を上げると重く暴れる魚の反応、ヤマメがつれました。悪条件のせいかもしれないがまるっきり魚が薄いと感じました。
釣れた魚は持ち帰って食べるをもっとうにしていましたが、youtubeの釣り動画では殆どキャッチアンドリリースだったのでそれに倣ってテンカラで釣った魚は、柄にもなくすべて放流しました。